粗滑感は大事!!
もみの木ハウスの床はもみの木です。
しかも「浮造り加工」がしてある木になる。なのでザラザラとした肌触りになっています。自然の木なので木目も同じものなど無い。
場所毎に肌触りは微妙に変わります。細かい部分や荒い部分に深い場所や浅い場所などバラバラになっています。それを「粗滑感」と言うそうです。
粗滑感があるので人には心地よく感じるようです。平らでツルツルと滑る床は怖いですからね!!滑って転びそうになります。
もみの木はその心配はありません。グリップがしっかりしていますからね!!階段も安心です。滑りません。
この様に粗滑感がある床は珍しいと思います。色々な浮造り加工された床材はありますが、木目が荒いのでグリップがある事は少ないですね。
年輪が3センチくらいあるとフラットとあまり変わりません。まあ30年~50年くらいの木ですから難しいですね。
もみの木は200年~300年ぐらいなので1枚の床に木目が100本近く有るものもあります。それの浮造り加工ですからね。肌触りがまるで違います。
まあ、この「粗滑感」って言葉もドイツに一緒に行っていただいた「谷田貝先生」の講義で初めて聞いた言葉です。世の中には色々な表現がありますね。
この歳になっても発見があります。
なので床は粗滑感が重要であるって事になりました。初めからそんな事を考えての浮造り加工では無かったと思いますが、不思議といい結果になる訳です。
もみの木の床で生活していると他の床の上を歩くときは緊張します。滑るからですね!!これが恐怖になる訳です。
家にいる猫のたまごも他の床で走らせたらドリフト走行をする事は間違いないですからね。たまごはもみの木以外の床を知りません。幸福な猫です。
たまごも「粗滑感」を楽しんでいる訳です。
床は粗滑感が大事だという事を覚えておきましょう!!