後悔しないための家づくり「土地選び」
土地をどう選ぶのか??形や場所や価格以外でプロが見ている場所はどこなのか??そんな解説を行います!!
「法規制と制限」
土地には色々な法律が関係してきます。一番大きなのが建築基準法になります。それで希望の建物が建てられないとかになる事もあります。
そこを最初に見るのが建築士です。住宅に適した土地なのか??あるいは「建てられるのか??」という事まで見ていきます。
また、高さ制限とかありますので、希望のデザインや屋根が出来ない場所とかもありますので要注意です。
「地盤の状況」
これもネット上での地盤調査データの載ったサイトがありますので、それで確認します。そこで過去に近所に地盤改良が多い場合はお勧めしません。
あとは「地名」ですね。水にまつわる地名は要注意です。昔が田んぼとか沼地とかだと地盤は弱いと考えるべきです。
大きな造成地の場合、その敷地が「盛り土」なのか「切土」なのかで大きく違います。盛り土と切土が半分くらいの土地が改良が出やすいですね。
色々な事を調べて、地盤の強度を推測していき判断します。
「周辺環境」
周りの環境がどうなのか??それも調べます。
また、現在の状況が将来どうなるのか??計画道路とかがあるのか??など、確認します。将来環境大きく変わる可能性がある場合はお勧めしません。
ただ、環境が良くなると考える場合は、お勧めします。新しい駅ができるとか、大きなお店が近くに出店するとかですね。
また、周りの建っている家の状況でも判断します。かもし出す雰囲気とかがありますからね。これは感じ取るしかありません。
「高低差や隣地との関係」
これは一般的な人が読めない部分になります。広くて安い土地は隣地との高低差が大きな場合が多いです。
県条例などで「崖」と認定されると「擁壁工事」を必要とする土地になるんですが、それが大きな出費になります。
そうなると普通の価格の土地を買う事と大きくは変わりません。つまり、安い土地には何かがあるって話です。
また、隣地との境界線がはっきりしているかどうかも問題です。境界でもめている土地とかを買うと、買った後ももめごとになる可能性が高いです。
特に建物などの屋根が境界線を越えているような場合、後々でもめる事を想定する事になるので、お勧めはしません。
土地は総合的に考えて判断するしかありません。探すときには建築士と一緒にする事をお勧めします。