快適な家って??
快適な家ってどんな家でしょうか??
今は冬ですが、外気温が0℃の時の家の中はエアコンが1台で22℃前後の家が快適な家でしょう。寒くて使えない部屋がない事が条件です。
また、意外ですが「湿度が一定」の家こそが快適な家の条件になります。これはあまり誰も気にしていません。
断熱と湿度は「窓の結露」で判断できます。冬の朝に窓が結露している家はあまりよろしくありません。新築で窓に結露が出る家は性能が低い家の証です。
結露は断熱性能が低い場合と、家の中の湿度が高い場合に発生します。結露を簡単に無くするには「外気温と室温を同じにする事」です。
でも、暮らす人は家にいる意味はあまりないでしょうね??雨と風をしのぐくらいでしょうか??
さて、湿度の話をもう少しすると、冬の時期に湿度が低い場合はウイルスなどの繁殖が活発になると言われています。つまりインフルエンザとか感染しやすくなる。
石油ファンヒーターなど使うと湿気が出るので冬でも家の中は湿度が上がります。そうなると結露が起こる。
湿度が高く温度も高いと発生するのは「カビ」です。
北側の部屋の箪笥の裏側などカビだらけとかになっているケースも多いです。そうなると家の中の空気にはカビの胞子が浮遊しているって事です。
それを呼吸で体内に取り込みます。あまり体にとってありがたくない話です。でも、多くの人は気にしていません。
カビが家の中に生えると、家の中で食物連鎖が始まります。微生物や昆虫が住みやすい家って事で、人以外に快適な環境になっていくって事です。
人にとって快適な家は「温度」と「湿度」が大事ですよってお話です。
もみの木ハウスの場合は「もみの木」が「調湿」します。家の中の湿度は「50~60%」に安定します。
ただし、もみの木の水分が放湿しきると出せなくなるので「床に水を撒いてください」って事になります。この作業は大事になります。
50~60%の湿度の環境はウイルスもカビも活動しにくい環境です。つまり人に良い環境と言えます。
快適な家って温度と湿度が安定した家の事を言う事だと覚えていた方がいいでしょう。調湿するって事は部屋干しで洗濯物が乾くかどうかでよく分かりますよ。