もみの木の事
もみの木ハウスで使っているもみの木はヨーロッパのドイツからやって来ています。
日本が江戸時代だった1,700年前後にドイツのシュバルツバルトという森の中で自ら発芽した木になります。
生存競争に勝って、大きく育ち、そして成長を止めた木が伐られて内装材として日本になって来ます。なので樹齢は250年~300年というものになります。
シュバルツバルトは日本で言うと北海道位の緯度になるので結構寒い地域です。なので木の成長は遅いです。なので、年輪は細かな物が多いですね!!
床板1枚に年輪が100本入ったものがあるくらいです。
そうそう、数えられるって事は「柾目」の材料になります。木目が縦に平行に入っている材料です。柾目の材は「調湿」が得意なんですね。
また、木が大きいので「節」が無いのも大きな特徴です。節があると「目」みたいに見えて嫌がる人も多いですからね。
しかも「白木」です。色は一色です。杉みたいに2色ある木もありますが、印象的にはうるさくない材になっています。
昔は特権階級の人の家とかにしか使われなかったようです。白木の柾目の無節となれば高級材ですからね!!一般人は使えなかった。
日本の木材でも材料は取れると思いますが、日本の木は植林材の樹齢が50年前後が多く、もみの木から見ると若い小さな木です。
小さい木から柾目は取りにくいし、効率が悪い。
なのでほとんどは板目という材に製材されます。その後「人工乾燥」して市場に出ます。人工乾燥なので木の効能は無い。でも、色々とあるように言いますけどね。嘘です!!
「そんなにもみの木を伐るとすぐに無くなるよ!!」
っていう人は多いです。でも、ヨーロッパの林業は日本のそれとは真逆になっていますから、山がはげ山になる事など有りません。
そして、もみの木の林とかありません。色々な木が混ざった自然交配した山がある。日本みたいな「杉山」みたいな山は無い。
ドイツに数回行っていますからね。確認済みです。
シュバルツバルトはパワースポットみたいな森です。いつもそんな感じを受けますから!!そこからやって来たもみの木を使っています。