もみの木の張り方
もみの木はどう張るのか??
基本的なルールでは「床面積の200%」というのがあります。これは「もみの木の効能」が一番発揮できる面積だと言われています。
なので100M2の家の場合、もみの木の使用面積は200M2という事になります。
最近は「もみの木の建具」や「もみの木家具」が量産ラインに乗っているので、厳密にいえば内装材側は減らす事が出来ます。
さて、張り方ですが色々です。
単純に天井を張ると200%になります。が、それでは見た目がよくありません。そこで壁に張ったりします。
天井もフラットには張りません。わざと段差を付けます。そうする事で空間の仕切りが出来るって事です。
自分がLDK張る場合は、ローカから見たときに目にする部分に張って行きます。天井の一部とその先の壁という感じです。
当然床ももみの木なのでリビングに入った瞬間にもみの木だらけの空間に見える。そう感じさせる。
目に入らない自分の頭上と後ろの壁はオガファーザーです。
また部屋干しの空間は天井までもみを張り、アクセントで目隠しをもみの木で出来た「ユング・フラウ・ボウ」を付けて表面積を一気に上げています。
寝室では、もみの木の効能である「空気の浄化作用」を人のためにより良く行かせるように、頭の来る方向に多めに張ってあげます。
デザインで張るわけではなく「効能」を引き出してより良く使えるように考えています。
もみの木の家を建てる会社でも張り方は様々です。面白いのはもみの木の家に住んでいる人と、住んでいない人の設計は大きく変わっているって事です。
これは、もみの木の事が分かってるのか??分かっていないのかの答でしょうね??
どっちで建てるのかはあなた次第でしょう。
さて、もみの木ですが白木の柾目の無節の材料です。なのでたくさん張ってもくどさはありません。
杉や桧や松は節が有ったり色が二色あったりとかするので、たくさん張るとくどくなります。なので好みで分かれます。
「節が嫌いです」
って言う人は多いですね。もみの木はそれがありません。インスタでご確認下さい。
「木の家」って言っても色々ありますからね!!