寒くて目が覚める家!!
新築した家で「朝方寒さで目が覚める」って事がある家は危険でしょう。
今まで住んでいた「賃貸」と変わらない性能だと言えます。つまり「断熱性能が悪い家」って事でしょう。わざわざ新築した意味があるのかどうか??
長期優良住宅にする場合は、断熱基準も最新のものになりますから、朝さむくて目が覚める事など有りません。
では、なぜ寒さで目が覚めるのか??
それは明け方の外気が放射冷却でどんどん下がって行くのと同じスピードで室内温度も下がるからですね。つまり家の中の熱が外に逃げているって事です。
それは断熱が出来ていないからなんですね。これは高断熱の家を設計している人にはよく理解できる事なんですね。それは「外皮計算」をやっているからです。
家の外皮と言われる外部と接する部分から1時間当たりどれだけの熱が逃げて行くのかを計算しますからね。外観が凸凹だったり表面積が大きい設計だったりすると当然ですが逃げる熱は大きくなる。
そんな設計をした場合、同じ断熱材を使った真四角な家より性能は低くなるって事です。
また「窓の大きさ」も断熱性能を大きく変える要素になる事もよく分かります。なので窓は出来るだけ小さく設計する人は断熱の事がよく分かっていると言えます。
そんな高断熱な家では外気温が急激に変化しても熱の移動が小さいので、室内温度はさほど変化しません。つまり、朝も寒くないって事ですね。
同じ時期に建てた人でも方ら「朝が寒い家」と方や「朝まで快適な家」とに分かれます。それは「断熱性能」の問題であると言えます。
これが何を意味するのか??
住んでる人の「健康状態」に大きく関わる事になって行きます。朝方寒い家では風邪をひきやすくなります。当然ですが家の中で「ヒートショック」も発生する事になる。
あまり変化しない家は家族は健康です。風邪もひきにくいし、ヒートショックにもなりにくい訳ですね。なんので「健康住宅」の基本は断熱性能だとも言えますね。
どんな住宅会社で建てるのか??そこを間違えると大変な事になると思います。安い家が良いとか言って建てて寿命を短くしてしまう事が良いのかどうかでしょうね??
ちゃんと考えた方が良いと思いますよ!!