熱は窓から!!
夏の場合ですが、熱の74%は「窓」から侵入してきます。
なので「窓」をどうするかで家の中の快適性は変わります。基本的に窓は小さい方が熱の侵入は少ないです。大きな窓からは多くの熱が入ってきます。
そうなるとエアコンが効きません。能力の大きいエアコンにすれば良いのでしょうが、今度は電気代がかさむことになります。
それだったら断熱性能を上げることと、窓を考える方が良いと言えますね。
で、どうすればいいのか??
新築の場合は断熱というよりも「快適な家」を建てている会社を探すことですね。「自然素材」とか「健康住宅」とか言わない会社でしょう。
そんな会社の見学会とか行けば分かります。
もっと言うと「営業マンのいない会社」でしょう。家の特徴だけで売れる家を建てている会社です。
営業マンのいる会社は「家の特徴がない」なので営業マンがしゃべらないと売れない家って事ですね。
リフォームの場合は窓の中にもう一つ窓を作る事で、窓からの熱の侵入を防ぐことができます。
「窓が二重になると開け閉めが面倒くさいのでは??」
なんてことを思い浮かべますが、窓から熱が入ってこないので、窓を開けることは無くなります。今の状態ではなくなりますからね!!
高断熱の家に住んでる人にしか分からない事です。目の前にいる人に聞くといいです。
「どんな家に住んでいますか??」
ってね。「賃貸です」とかいう人は断熱の事はあまり理解できていないかもしれません。だって「快適さ」とか分かっていませんからね・・・・
鹿児島での新築の場合、窓を小さく設計することはもちろんです。そしてガラスをどうするかも問題になります。
もみの木ハウスでは「遮熱Low-eガラス」にしています。そうする事で日射熱のほとんどをカットすることができます。
これは建てる場所で考える必要があります。冬の寒さが厳しいところは遮熱より断熱性を高めて日射熱を取り込んだ方がよかったりしますから!!
これも設計者が経験していないと分からない事です。
そう考えると「窓の小さな家」は結論が出ている設計者だと言えます。そんな家を見つけたらその家の人に聞くのも一手かもしれません。
多くの資金を投入しますから、それぐらいはした方が良いかもしれません。
営業マンに騙される前にです。