先輩施主が語る「失敗した間取り」のお話!!
「今度家を建てる時には和室は要らないかな??」
なんて話をする人は「家づくりに失敗した人」と言えます。建てたばかりの家に住みながら「今度家を建てる時は」って語る事が失敗を物語っていますからね。
多くの人は家づくりに失敗しています。理由は簡単で「打合せで要望を言ったから」です。要望が失敗の始まりですね。
多くの人はネットから情報を拾ってきて「要望」を出して行きます。それを営業マンが「良いですね!!」って採用する。これが間違えの元です。
もみの木ハウスの場合、要望が出てきても「それで何をします??お金の無駄だと思いますよ」てな感じで退けていきます。会社としては工事費が減るのですが、凝らす人の為ではないからですね。
要望を聞きすぎた家は外観を見れば分かります。ごちゃごちゃしてまとまっていません。中身も同じようにごちゃごちゃしている訳です。
最近ではもみの木ハウスの間取りをインスタやホームページから拾ってきて要望する人が後を絶たない感じです。洗面所とクローゼットがつながる間取りなどコピーされまくりですからね。
でも、これを一般的な住宅会社の家でやると「失敗」する事になります。理由は「内装材が調湿できません」って事です。クローゼットの服はカビます。
動線的には便利な動線です。でも、内装材が調湿できないと湿度が上がるだけの話です。そうなるとクローゼットの衣類がカビる事になる。
営業マンも設計者もそれを止めません。家事をした事がないので、それがどういった事なのかも分かりません。建築的な動線は理想的なので「良いですね」ってなる。
もみの木ハウスの間取りをコピーすると失敗します。まあ、色々な会社がコピーしていますけど、ルームツアーとか見かけますが、大変だろうなと思います。
間取りの失敗は取り返しがつきません。
「広いリビングが欲しいです」とか「吹き抜けが憧れでした」とかの要望で失敗していく。広いリビングに一人ぼっちとか吹き抜けで極寒のリビングとかです。
基本性能が高い家でないと成立しない間取りがある事を知らないと後悔しる事でしょう。一般的な住宅会社の性能はそこまで高くはないです。
もっと言うと設計値を出せていません。
家づくりで失敗をしたくない場合、既に住んでいる家を見に行く事です。それしか方法は無いと思います。