「この中から選べます!!」という本当の意味とは??
「床はこの中から選べます!!」
なんて事を言うのが普通の住宅会社です。キッチンやバスも選べます。選べるって事は選択肢が増えるので良い事みたいに考える人は多いと思います。
でも、実際は違います。選べるって事は「住宅会社はどれが良いのか分かっていない」って話なんですね。だから「選ばせる」って事です。
素人の人はもっと色々な事が分かりません。なので「選べるはずがない」って言うのがもみの木ハウスの解答です。基本的には「選べない」という事になります。
家族会議を夜中まで行っても決まらないって事は普通にあると思います。
床材を決めるのに3カ月掛かるって事は普通でしょう。だって、何がどう良いのか??まるで分かりませんからね??
キッチンも色々なメーカーのキッチンが選べます。なんて会社も多いですが、どこのキッチンが良いのかはなかなか分かりません。
カタログを見ても、実際にキッチンをショールームで見てもどれが良いのかは分かりません。どれを選んでも大きな間違いにはなりません。
ただ、そこまで行くのに時間が掛かるって話になります。キッチン一つに数カ月を費やす事になる。時間がもったいないだけです。
「これは、お客様のお好みなので、こちらがこれが良いとか言えないんです」
とか言うのが、この業界の決まり事です。どれが良いのかが分からない、ってのが本音ですね。
まあ、もみの木ハウスでは「床はもみの木」ですし「キッチンはトクラスのコラージアで扉はシャインカラー」になります。
多くのパーツはもみの木ハウス側で決めています。何故か??
「素人判断で決めてもらったら、想定した性能が出ないから」
が正解です。外壁とか窓とか選ばせると性能まで大きく変わる可能性がある。そうなると大変な事になります。が、多くの住宅会社はそれを平気でやっています。
窓も選ばせますから、家ごとに性能が違う。なんて事になります。
たまに見かける掃き出し窓だらけの家とかも「要望でこうなったのだろうな??」って想像ができます。
そんな家に暮らすのは、そんな要望を出した家族です。快適ではない家で、光熱費も高くなる。それは「窓を大きくしてください」という要望を出したから。
それを、プロとして止めなかった住宅会社が悪いと思いますが、そうならないのが今の住宅業界なんですね。
だから、色々選べる会社は危険なんですね。