収納は作ってもらったけど・・・・・

打合せで「収納をたくさん欲しい」と言って建てた家ですが、その収納がまるで使えないんです。
なんて事はよくある事です。これは設計者が収納をまるで考えていない場合、この様な失敗が起こります。
よくあるのが「押入れ型の収納」が作られることです。収納=押入れみたいな考えですが、そんな事を今の時代に設計する人はなかなか大変です。
押入れ型の収納は「布団」を入れるための物です。上に重ねて収納するので、下の物を取り出すには非常に面倒な事になる。つまり、使いづらいって話です。
なので収納に何を入れるのか??で、収納の形態が変わるって話です。なので「収納がたくさん欲しい」ではなく「ここには書類を入れるから」とか「ここには服をしまいたい」とか具体的に説明する事でしょう。
それで形態が変わります。
昔は押入れ型の収納で良かったんですが、今では目的別収納という事になります。玄関にはシューズクロークとかお出掛けクローゼットなどが設置されます。
キッチンにはパントリーがあり洗面所にはタオルや下着を入れる棚を設置しますし、リビングには色々な物がしまえる収納がある。
まあ、こんな収納も要望が無くても設計していくのがもみの木ハウスになります。
ただ、あまりにこだわり専用の収納は止めた方が良いと思います。昔のビデオテープ用の収納とか作りましたが、今ではビデオテープ自体が存在しません。
今ではどうなっているのか??
汎用性の高い物にしておかないと大変でしょう。
時代はすぐに変化していきます。「今」に合わせてしまうと大変な事になります。でも、多くの会社は「今」から抜け出せません。
まあ、お客様もそうですけどね・・・・・
もみの木ハウスではウォークインクローゼット以外にお着替えクローゼットを設計します。これは普段着を集約してしまえるクローゼットになります。
ウォークインクローゼットはストック用になります。ファミリークローゼットは考え方が違う。どっちが良いのかは家族で違うと思います。
収納は住宅会社でも考え方が違います。もみの木ハウスでは収納ももみの木なので他の家とはまるで違うものになるという事になります。
もみの木の効能を使う事が出来る収納なので、カビや虫の心配は要りません。他とはまるで違うので、そこは住んでいる人の家を見学してください。
そこに答えが全てありますからね!!
























