現場任せ??
人の現場を見に行くと分かります。「ここは現場に任せて納めたな??」って事が。
現場の職人さんに指示を出さなくて納めて行った現場は、なぜか見た目がやぼったくなります。これはどの現場も同じ事です。ゴテゴテした納まりになります。
つまりは「職人さんが楽をした現場」って事なんですね。人は誰でも「楽をしたい」と考えます。それって自分の事での判断です。暮らす人の事など考えていません。
では「暮らす人の事を考える」ってどういうことか??
それは「空間をどう見せるのか??」って事になるんですね。パッと見た時の印象がどうなのか??
色々なパーツで構成されている空間ですが、それをどう見せるのかはパーツの組み合わせをどうするのかって事で決まります。
まずはパーツの色を少なくしてあげる事です。多くの色があると空間はゴチャゴチャに見えます。
また、見えるパーツの寸法も統一する事ですね。これも色々なサイズのものが混じるとゴチャゴチャに見えます。自分はスッキリした空間が好きなので、そうなるようにする訳です。
それをやるには職人さんが嫌がる事をさせるって事。いじめる訳ではありません。少しだけ面倒な仕事をしていただく。
それで現場はスッキリになる。そうなるような指示を出します。自分の会社の職人さんは腕の良い人が多いので文句も言わず現場を納めてくれます。
ダメな人ほどできない理由を言い、自分の言い分を通すわけですね。そうなると「現場任せ」となる。
これ自体はインスタの写真で分かるので、色々な施工例を見て「やぼったいな」と感じる会社は「現場任せ」と理解して良いでしょう。
スッキリと見える現場は誰かがちゃんと指示をしているという事です。分りやすい事なんですね。
酷い会社は現場監督が職人任せにして現場を見ていないって事があるようです。そんな現場は監督さんがどんな材料がどう納まっているのかを把握していないようです。
おろロシア!!
ラーメン屋のオーナーがお店に任せて何味のラーメンがメニューなのかを知らないのと同じ事です。
「なんだかゴチャゴチャと見えるな??」
なんてインスタは職人任せの会社かもしれませんよ??
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