木の家
「木の家」ってよく目にしたり耳にしたりします。
もみの木ハウスの家も木造の家になります。構造計算をしてある「デジタルフレーム工法」って名称で呼ばれている工法です。
「木の家」と聞くとなぜか「高級」ってイメージするみたいです。なぜだかは分かりません。木の家につかわれている「木」とは何か??
実はそこが大きな問題になる訳です。でも、樹種を言う会社は少ないです。構造材が何の木なのか??建ててる人も知らないかもしれません。
材木屋さんにお任せとかだったらまるで分らない事でしょう。
だから「木の家」なんでしょうね。こう言っておけば外す事は無いから。大きな的は外しにくいって事です。
内装材も同じです。「木の温もりがある家」とかも何の木かが書いてありません。少しだけ小さな的の会社はここで「県産材」を出してきます。まあ、それでも
「県産材の何の木なんですか??」
ってなりますが、なかなかそんな話は聞きません。皆さん都合よく「木」とか「県産材」とか言っているだけです。その木がどんな効能が有るのかを知っている人も居ません。
「人に優しい」とか「体に良い」とかよく分からない事を言う人ばかりです。中には
「ほら、空気が全然違う!!」
って言ったりする人が居ますがどう違うのかがよく分かりません。杉や桧に松の強烈な匂いがしているだけの感じですけどね!!
あの匂いも化学物質だって知っているのかどうか??
たぶん、匂いが強烈な家ほど危険です。
家の性能が高気密高断熱の家であれば危険度はどんどん上がります。そんな家でシックハウスになりますから「体に優しくはない」って事です。
よく分からない説明はちゃんと質問して答えを聞く事です。それに納得が出来たらその会社で建てると良いでしょう。ごまかしたり話を変えたりする会社はやめた方が良いですね。
一度建てるとやり直しがききません。
「新築の家を建てたけど引っ越いしたら体調不良で前の家にもどり住んでいます」とか「子供が喘息とアトピーになりました」って人が見学会に来ますからね!!
「何とかできませんか??」
なんて聞かれますが、どうにもならないのが現実世界。そうならないためにはちゃんとした方が良いと思います!!