「木は呼吸をします!!」と言う嘘。

「木は呼吸をします!!」
なんて事を言う人は多いです。でも、これは正しくはありません。正しく言うと、
「自然乾燥の柾目の木材は調湿できます」
が、正しいお話になります。「自然乾燥」の木材でないと調湿できませんし「柾目」の材料でないと調湿しません。
つまり「人工乾燥材」だった場合は調湿できません。また「板目」であっても調湿は出来ません。
「木」はどれでも調湿するわけではないって事は覚えていた方が良いでしょう。多くの内装材の木の板はほとんどが「板目」になります。それだけで調湿はしません。
本当に調湿するのであれば、部屋干しで洗濯物が乾くはずです。でも、ちゃんとウッドデッキとテラスが付いていて洗濯物干場が設計されています。
板目は調湿しない事を知っているのかもしれませんね??
また、市場に出回る木材の90%以上が人工乾燥材になります。これも柾目であった場合でも調湿は出来ません。
人工乾燥材の木材は「見た目」だけの事になります。何の効能も無いという事です。だったらビニールクロスの木目調で良くないのかって話です。
金額もかなり安いですからね。
多くの住宅会社は木材を「見た目」だけのために使っています。もったいない事をしているって話です。
「木は調湿します」「木は人に優しいです」「木のぬくもりで落ち着きます」なんて事を言いますが、全てはイメージって話ですね。
杉や松や桧など色々な木を使いますが「無垢材」とか言い、樹種を言わない会社も多いみたいです。気の抜け殻なので樹種を変えても「見た目」だけの事だからでしょうね??
木の効能を使う場合は「自然乾燥材」を指定しないといけません。人工乾燥材では何の効能もありません。
「うちは木の家です」
なんて言う会社には「何の木を使いますか??」とか聞いた方が良いと思います。「その木は自然乾燥材ですか??人工乾燥材ですか??」と聞く事も大事です。
まあ、この質問に答えられない場合は、論外です。
何の知識も無い営業マンの言う事はしっかりと質問をしないといけません。納得できない場合は止めた方が良いでしょうね。
お金を支払うのは皆様の方ですからね!!
























