かっこいい家!!
かっこいい家とは何か??
世の中にはかっこ悪い家の方が多いです。それは「要望」を優先するからでしょう。お客さんの言う事を織り込むとデザインとかの話にはなりません。
設計者は外観とかを考えてプランを作って行きます。ところが、要望とかが出て来るとそのデザインが壊れて行く事になります。
そんな家が世の中には多い。見たらすぐに分かります。
世の中のかっこいい家はっていうのは建物の外観だけではありません。その敷地の外構や周辺の風景まで合わせて見える建物の評価って事でしょう。
なので建物がどこから見えるか??って事も重要なんですね。なので見える場所の飾り付けが重要になります。
ところが普通の住宅会社ではなぜか「立面図」を出して、お客さんと打合せをします。絶対に見えない場所の窓の位置とかを決める打合せを行う。意味が無い事です。
自分はそんな打合せなどしません。見えませんからね!!
道路から見える場所だけをデザインして行きます。そこが撮影ポイントになる。なので敷地調査では写真をどこから撮るかを決めます。そしてデザインをする。
普通の人ではできない想像を頭の中でやります。図面は3Dで立ち上がります。それを具体的に紙の上に書くだけの事です。
外構設計も写真の撮影ポイントを伝えてから始めます。建物と樹木が絡んでいい感じになる様に外構も考えて行きます。
家のかっこよさは外観だけでは難しいです。外構があり、初めて家が引き立つことになります。なので外構をやらない会社は論外って事になります。
「外構はお引き渡し後にお願いします」
なんて事を言う営業マンがいた場合、その会社は家の見映えは関係ないと考えている会社であると言えます。外構なしのパッとしない家が建っているって感じの会社って事。
外構計画も設計時に配慮が無いので車の駐車の事など考えてありません・・・・・
なのでかっこいい家が欲しい人はその会社のホームページでの施工例を見ると良いでしょう。そこに外構まである会社で検討する事ですね。
家がポツンと建っている写真が多い会社はやめた方が良い。外構をまるで考えていないって事です。実に分かりやすい事です。