そんな事はない!!建築の常識!!
建築の常識は色々とありますが、間違った常識のなんと多い事か??今日はそんな話を書いていきたいと思います。
「建築士は皆、設計ができる??」
建築士免許を持っている人は皆、設計ができると考えてはいけません。建築士でもちゃんと設計ができる人はほんの一握りです。
間取りとかは書けると思いますが、どんな性能でどんな構造でとか多方面を気にして設計する事は出来ません。
住宅雑誌とかを見ても「なんでそうなるのだ??」的な物の方が多いですからね??構造はこれで大丈夫なのか??ってのも実に多いです。
そんな会社のホームページの施工例とか見てなんか不安定に見えるとか、違和感を感じるとかあれば止めた方が良いと思います。
「自然素材は人に優しい??」
この言葉も要注意です。自然素材と言っても猛毒なやつはいくらでもありますからね。これも気を付けないといけない、建築の常識の危険なものの一つです。
「アスベスト」も自然素材ですが、日本国内では使用禁止になっています。ただ、それまでは国内では野放し状態でした。
そのお陰で、古い住宅の解体とかは、建材にアスベストが使われているので、作業が大変です。そんな感じなのに「自然素材は体に優しい」は無いと思う。
木材も人に優しい自然素材に上げられますが「TVOC」(総揮発性有機化合物)が基準値を超えているものとかありますからお気を付けください。ゆえにフォースター認定が受けられておりません。
輸入品の木材などには漂白剤で脱色されたものとかもあります。漂白剤が室内に揮発しますからね。自然素材ですけどね??
「家の断熱性能が高いので窓大きくしても大丈夫です」
これは窓のメーカーや大手の量産メーカーの言う建築の常識になります。「そうか!!」とか納得しない事です。
家の断熱性能が高いのであれば、窓を小さくしてさらに性能を上げた方が良いって話です。断熱材より窓の方が高いからこんなことになるだけ。
窓が安ければそんな事など言わないはずです。自分達に都合の良い事を言うのがメーカーという事になります。
「おしゃれは我慢」って言葉がありますが、家にも言えるかもしれません。我慢して高い光熱費を払う。もったいない。
建築の常識って変な物が多いです。根拠がないイメージだけの物とかですね。本質を見ないと失敗しますよ。