コンクリートはアルカリ性です!!
コンクリートはアルカリ性です。なので中の鉄筋は錆びない。
これは建築の常識です。が、最近は酸性雨が降っています。それがコンクリートに当たるとコンクリートは中性化していく事になります。
コンクリートが中性化して行くと中の鉄筋が錆びる事になる。
そんな状況ではコンクリートの中性化の時間稼ぎが、その建物の耐久性の目安になって行くわけです。つまり「コンクリートの厚み」が大事って事です。
基礎のコンクリートが普通は12センチです。中に鉄筋が縦横に入っていてそれが1センチの鉄筋であり、中心に入っていたとしたらコンクリートの厚みは左右に5センチとなります。
5センチのコンクリートが中性化すると中の鉄筋が錆びる危険性が有るという事です。
これは中心に有った場合の事です。ずれていたらもっと早く錆びる可能性が有ります。
もみの木ハウスでは厚みを12センチではなく16センチにしています。なので耐久性も高い事になります。
家づくりは色々な知識が無いとダメな事です。理屈が分かっていないから変な工事をする事になるんですね!!
基礎工事をする会社が鉄筋コンクリートの事をどう理解しているのか??それで施工や納まりも変わってしまいます。
まあ、現場に行く途中にある他の現場とかを見たりしますが、中には恐ろしい事を平気でやっている会社もあります。
まあ、出来あがったら同じように見えますけどね??
ここ鹿児島は隣国に近い事で酸性濃度の高い雨が降ると言われています。つまり、コンクリートの中性化が早いと言えます。
PM2.5なども高濃度でやって来ていますからね!!
色々なところで嫌な影響が出ていると言えます。コンクリートの中性化は気を付けましょうね!!