室内気密が大事です。
「うちの建てる家は高気密だから快適ですよ!!」
とか言う会社は多い。でも、その気密は外皮での事で、室内毎の気密の事はあまり言わないです。ところが、換気システムには外皮の気密以上に室内気密が重要になる。
うちの換気システムは、排気孔が各部屋にある。その排気孔には吸気口から出てきた空気を建具のアンダーカットを通し、排気孔に流す計画です。
ところが、建具のアンダーカットまでの間に有る気密の穴から空気が流れると大変な事になる。
多いのが壁と天井の角の部分の隙間でしょう。ここに気密シートを入れておかないと壁や天井の内部の空気を排気する事になります。
そうなればエアコンで管理された空気は部屋に入ってこなくなり、冬は寒い状態になる。
コンセントの気密カバーを忘れると、コンセントから壁内の空気が流れる。すると寒い部屋になる。ダウンライトなども気密型になっていないと天井内の空気を引っ張ってきます。
計画換気が計画通りの流れではなくなるって事です。
計画換気が計画的でなくなる。それは無意味な事になるって事です。宝の持ち腐れでしょう。それをさせないためには室内気密を高める事以外ない。
でも、あまりそっちに詳しくない技術者は外皮の気密だけを気にしてやたらと気密測定を行いますが、そうでは無い。外皮の気密はもちろん、内側に気密も大事であるといえる。
換気システムをどう考えるかの問題も有ります。
第三種換気であれば問題は無いでしょう。第一種換気では換気システム次第では大問題になる訳です。システムを良く理解していないと失敗する事でしょう。
この様に換気と気密は密接につながっていて、各々を別々に考えていたら危険な事になるって事です。まあ、断熱と気密も同じ事です。
家は総合力です。
設計と施工が上手くかみ合って始めて完成度の高い家が出来上がります。設計での計画が施工の不良で計画通りに行かないって事になると大変です。
なかなか難しい事ですが、よく考えると分かる事です。
始めて気密住宅を手掛ける住宅会社がここまで読み切るか??それは分かりませんが、走り続けている住宅会社は既にはるか先を言って言います。
どこで建てるかはよく考えた方が良いのではないでしょうか??
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