床が冷たい!!
冬の朝など「床が冷たすぎる!!」って事があります。
下手すると「足がちぎれるのではないか??」って言うほど冷たかったりしますからね!!
これは床の断熱が無い場合がほとんどです。昔は床の断熱という概念は無かったからですね!!
床は吹き曝しの基礎の外気と接していますから、ほぼ「外気温度と同じ」って事です。
また「硬い床」の場合は熱伝導率も良いので、足の体温がどんどん奪われます。なので余計に冷たく感じます。
靴下を重ね履きして、その上にスリッパが無いと床の上は歩けないって事になる。
これは地獄です。修行って言っても過言ではないですね!!
さて、そんな冷たい床ですが、床まで断熱すると冷たく無くなるのか??それだけでは無理でしょう。
床材の材質の問題が残ります。つまり「断熱」も大事ですが「床材の材質」も大事になります。
大きな要因は熱伝導です。熱の移動が起こりやすい床は温度が同じでも冷たく感じます。
それを防ぐには軽い材料が好ましいです。
材料で分けるなら「針葉樹」になります。広葉樹は硬いので冷たく感じます。針葉樹は暖かく感じます。
ただし「塗装」をしたら冷たく感じますから、お気を付けください。
量産メーカーなどでも断熱性能を高めても床材をクレームが無い様にべニアの床を使うと冷たく感じます。
高断熱なのに床が冷たい!!
そのクレームを打ち消すために「床暖房」を標準装備している会社は多いですね!!まあ、快適に暮らせます。
でも、多くの場合「電気代が高い」って事で動かしていない方が多いようですが・・・・・
その辺りもよく検討された方が良いでしょう。
もみの木ハウスの場合は、床は「もみの木の無塗装」になります。なので床は冷たくはありません。
冬でも素足での生活って人は多いですね!!
見学会でもよく「ここは床暖房が入っているのですか??」って質問されるほどです。
素材を変えるとまるで違ってきます。
断熱は「内装材」までを考えるべきです。人の肌が直接触る「床材」は大事です。多くの住宅会社はここで間違えを起こしていますからね(汗)
まあ、これも体感した方が良いでしょう!!