床材の決め方!!
床材を「見映え」で決める人が居ますが、それは大きな間違いだと言えます。
カタログなどから見つける場合「重厚感がある」とか「木目がきれい」とかで選んでも「見た目」だけの事です。どうせ見た目で選ぶのであれば「カラーフロア」で十分でしょう。
何の機能も無い「無垢材」を選んでもあまり意味はありませんからね。費用対効果で考えると色々な種類が選べるカラーフロアがお手頃で懐に優しいでしょう。
床に「効能」を求める場合はどうするのか??
「木は調湿します」とか言う会社がありますが、本当に調湿するのかは確認しないと調湿できない木かもしれません。
基本的に調湿出来る気は「自然乾燥」された「柾目」になります。「人工乾燥」では細胞が壊れているので調湿は難しい。板目でも同じことになります。
柾目があったとしても人工乾燥してあれば難しい事になります。
「県産材で地産地消です」とか言う会社もあります。「地産地消」が正義みたいになっていますが、日本で生産される自動車の素材はほとんどが輸入品です。
自動車を地産地消は難しい。都合よく使われれう言葉の代表と言っても良いでしょう。黒毛和牛や黒豚には全く使われませんからね。(鹿児島の場合)
地産地消に何のメリットがあるのか??そこを聞く事でしょう。
県産材などもほとんどが人工乾燥になるので、効能はありません。見た目だけの問題になります。高いお金を払うくらいならカラーフロアが良いと思います。
では、なぜ「県産材」とか言うのか??それは価格が安いからです。それ以外の理由は考えにくいです。「人に優しい」とか「自然素材だから」とか「呼吸をします」とか言いますが「だから何のメリットがありますか??」と聞きましょう。
もみの木ハウスの「もみの木」は自然乾燥の柾目になります。なので「調湿します」と言えます。部屋干しで洗濯物が乾く事がそれを証明しています。
他にも「抗菌効果」や「消臭効果」などが効能として使える材料になります。なので見た目とか地産地消とかではない。
付加価値が高いので、紛らわしい言葉で武装して売るような商品ではない。本当の事を具体的に話せます。
もみの木は「嘘を言わなくても良い材料」なので、床を選ぶときは選びやすいのですが、それが分かる人は少数派でしょう。