構造計算
木造住宅といえども「構造計算」を行うのが普通です。
どこにどれだけの荷重が掛かるのか??地震時の揺れにどの程度まで耐えるのか??台風時の風の風圧にどれだけ耐えるのか??
それを構造計算で確かめる。
計算をしない場合は勘と経験で色々な部材のサイズを決めていきます。ここには荷重が掛かりそうだからとかここに大きな梁があれば強そうとかで決めていきます。
全ては「たぶん」で決まる。
構造計算は荷重がどれだけかかるから梁の太さをこれ以上にしないとたわむとかで判断します。この時、材料の強度なども想定していて、その強度がある材料を使う。
だから適材適所。大きくて強そうな材料を使うのではなく、荷重に見合う材料を配置していきます。よって贅肉を買わされたりはしないし、強度不足の危険性も無い。
耐震等級3を取るのであればそれを踏まえて配置するだけの事。
勘と経験の世界ではない。
ホールダウン金物という補強金物などもたくさん入ってるから高強度って事は無い。
計算をしてみると分かりますが、引き抜き荷重が掛かる場所だけに入れる事になる。建物の四隅や引き抜き荷重が掛かりそうな場所にどんどん入れるとお金もどんどん上がる。
1セットが2万円ぐらいはします。10セットで20万円です。が、荷重が掛かっているのかは不明です。
平面プランを行うときに構造要素まで考えるとホール段金物はあまり必要ではありません。一か所も入らない事もある。
計算を行わないから怖くてたくさん入れる事になりますが、本当に引き抜き化荷重が掛かる場所にヒットしているのかは誰も分からないって事です。
多くの会社では構造計算を行わないので、よくある出来事でもある。
構造計算をした方が良いのか??しなくてもいいのか??
それは建物の強度をどう考えているかの問題です。経験と勘で生きてる会社では不要になる。しっかりとデータで判断する会社は経験と勘も数字で追いかけるので確実性が高い。
何せ想定したことを数字で見れる。そうなれと勘も冴えわたる事になる。
一生に一度の家づくりで、色々な事を考えると思います。その思いの中に「構造計算」と言う事を入れておくと将来が安心です。
年に一度の健康診断での数字と同じような物でしょうかね??どれぐらい健康か??不健康かが数字で出てきます。
出てこないと症状が出てからの事になり、手遅れになる可能性が高い。
構造計算はそれの事前チェックになります。やっておけば安心ですね!!
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