県産材の不思議??
「うちは県産材を使います。なので地球に優しいんですよ!!」
なんて言う会社は多いですね。どんな風に良いのかが具体的には理解できない。恐ろしく広い範囲での物言いなんですね。
「県産材」って事もどこの山の木かも分かりません。それに県産材って何がどう良いのかも不明です。県産材って言葉が独り歩きしている感じです。
これも「イメージ」の世界です。
「県産材」って言うと鹿児島の場合は「杉」って事になります。鹿児島は温暖な気候です。なので気の成長も早い。よって杉などはすぐに大きくなります。
若い木が大きく育つ。つまりは年輪が荒い。
そんな木の強度はどうなのか??って事も問題になります。でもそこは誰も何も言いません。「県産材」=良い木って式が成り立っていますからね。
行政も何故か「県産材」を勧めます。これもおかしな事です。公共工事でも県産材を使う事を勧める。ここでも県産材は良いって事になる。
でも、データは無い。
昔、畑だった場所に杉を植林すると土地が肥沃なのですぐに大きくなる。30年も育つと巨木となります。が、中身はブヨブヨです。でも「県産材」です。
何がどう良いのか??って事を詳しく聞き出した方が良いでしょう。
その答えが理解できる中身だったら良いと思いますが、何の事がよく分からない場合は危険です。県産材を使っている意味が不明な場合は危険です。
まあ、県産材以外でも優秀な木材は存在します。何も根拠がないまま「県産材」って事で使う理由はないでしょう。
最近はやたらと県産材って言葉を使い業者が増えています。なんの根拠も無い事をいかにも「良い事」みたいにすり替えているだけの事です。
色々な事もそうですが「産地」を売りにしている物はちゃんと確認する事をお勧めします。
「で、何がどう他と違うのでしょうか??」
ってね。そこに納得いく答えが出て来るのかどうか??それが問題です(笑)
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