風の通り道
窓を開けて風を通すって考え方があります。
自分はあまりそれは考えません。考え方も様々で色々な意見はあると思いますが、今の鹿児島でしたら風を家の中に入れるという事は、隣国からの贈り物「PM2.5」まで家に入れるって事になる。
もっと分かりやすいのは桜島の火山灰でしょう。灰まで風で運ばれてくる。
家の中はザクザクですね(汗)
それよりはフィルター越しにきれいな空気を換気システムで入れた方が良いのではないか??って考えます。自然の力を利用するのも良い考えだとは思いますがリスクが大きいような気がします。
まして平成25年基準の断熱仕様になると、窓の開閉での空気の流れを利用することなどなく快適な空間であるはずです。
外界とは別世界があるはずなんですが??
我が家もそうですが窓を開けられるのは限られた季節のみです。春と秋の一時期だけなんですが、春はPM2.5が凄くて大変です。
また、うっかり開けて火山灰でもやって来たら掃除機をかけないと生活できない状態になってしまいます。よって窓は開けない。
家の考え方の違いでしょう。
どっちが良いのかは分かりません。自然が一番っていう人も居るだろうから、そんな人は窓を開ける事で快適になる家が良いのかもしれません。
さて、風を利用するにはそれなりの設計をすることが必要になります。風をどういう風に通すかを設計します。窓の位置や形状が大切になる。
また、建設地の風の状況も知らないと風を利用する事はできません。そこまで考えてあるのかどうかも問題です。
風の事を考えましたっていう家が引違だらけだったら????ですね。風を拾いにくい窓の形態です。どこまで考えてあるのかですが、実際に住んでしまうとあまり実感が無くなるのも事実でしょう。
風なんて目で見えないからですね。感覚の問題になってしまう。また、その曖昧さも問題になるのですが多くの人はそこまで気にしていません。
色々な事がある風の世界ですが、考えれば考えるだけ深い世界で、難しいです。自分はどちらかというとそれよりは断熱性能に重点を置いて考えているほうです。
冷蔵庫には窓は無いですからね!!
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