ローコスト住宅ってなに??
「ローコスト住宅」っていう物があります。これって何なの??
大体は破格の金額が目を引く住宅会社です。恐ろしく安い。でも、それは真実なのか??多くの場合そこまで安くは無いのが真実でしょう。
ローコスト住宅は「安い」と、思わせる手法を使った家づくりを行っているだけの話だからですね。
大きな特徴は「メーターモジュール」と言うグリッドの基本が1メートル×1メートルという事でしょう。普通は91センチ×91センチが基本のグリッドになります。
メータモジュールにする事で、91センチモジュールの間取りが2割ほど大きくなります。91センチモジュールで30坪だった家が、メーターモジュールにすると36坪になるって事です。
掛ける坪単価が同じであれば6坪分が大きくなるって話です。
なのでローコストメーカーはメーターモジュールを使っているってお話ですね。これは間違いないです。メーターモジュールって事になると「ローコストメーカー」って事になります。
また、独特な「施工床面積」という変な算定法を使った面積の出し方があるのもローコストメーカーの大きな特徴です。建築基準法に無い計算方法なので各社はバラバラです。
とんでもない計算方法で面積を増やしていきます。30坪の家が45坪とかになります。坪単価が固定なので面積を増やして総額を上げるって事ですね。
また「標準品」が恐ろしく安い設定で、普通に付けるものが付いていなかったりします。自分が知る恐ろしいものは「網戸がオプション」ってやつ。追加工事になるらしいです。
まあ、普通に住める家に変えていくと、普通の金額になるのがローコスト住宅です。恐ろしい事にローコストメーカーの営業マンは、
「これが普通の会社であれば、元が高いのでもっと高くになっています」
なんて事を言うらしいです。他と比べようがない事を知っていての話でしょうね??まあ、家づくりは一元様がほとんどで、周りの話を知りませんからね。
ローコストメーカのいう金額が本当ならば、うちはそこに下請けに出したいぐらいです。でも、性能はまるで違いますから、それは出来ません。
安いように見せているだけの話です。お気を付けください!!