床が水に濡れても大丈夫!!
「床は無垢材の無塗装になります。なので水とかこぼされた場合はすぐに拭き取ってください。シミになります」
なんて事は業界の常識です。まあ、人工乾燥材なので細胞が壊れていますから、そうしないとシミになります。
なので、普通の無垢材の家は生活の中ではかなり気を使う家になる事になります。
1年も生活すれば傷とシミがいっぱいです。そうなる事が嫌な場合は塗装品にする事でしょう。すると傷もシミも付きません。
その代わりに「床が冷たい」という事になります。
もみの木の場合、同じ無垢材ですが「自然乾燥材」になります。木の細胞が生きています。
水をこぼしても水を細胞の中に含む事が出来ます。
しかも柾目の材料なので調湿する事が出来ます。つまり、湿度が高い場合は吸い込み、低い場合は吐き出します。
一般的な無垢材とまるで違う事になり「床に水を撒く」なんて事をするのがお手入になったりします。
噴霧器を使うと便利です。
特に冬の空気が乾燥している時期は、床に水を撒き保湿させる事が大事です。
湿度計が40%以下になれば水を撒く目安になります。それをそのままにしているともみの木が割れだしますからお気を付けください。
床に水を撒けるレベルなので、お子さんがお風呂から濡れたまま出て来ても追いかけまわす事はありません。
自然に吸い込み跡形も無くなります。
夏のプールの後も水着のままで家に入って来ても大丈夫です。
まあ、濡れた水着を置きっぱなしとかするとカビが生えたりしますのでご注意下さい!!
昔、バスマットをずっと敷きっぱなしにされて、カビが生えていたという家がありました。まあ、消えますけどね。
ジュースや醤油をこぼしても水をかけて拭けば跡も残りません。これも不思議な事です。
もみの木の床は傷もつきにくいので、生活の中であまり気を使わなくてもいいです。
家の中で気を使い暮らすほど大変な事は無いですからね!!
自然素材で健康住宅とか言っても傷とかシミとかにおびえながら暮らす事が果たして良いのか??そこはよく考えた方が良いですね!!
家って何のために有るのか??そこはよく考えましょう!!