木の家ってどうなのか??
「うちは木の家ですから、人に優しいです」
なんて会社がありますが、どういう意味なのかまで知る人は皆無でしょう。これってほとんど意味が無い言葉になります。
そもそも「木の家」って言葉が曖昧です。何の木なのかが分かりません。木も恐ろしいくらいの種類があります。特定の木を言ってもらわないとどんな効能があるのかさえ分かりません。
逆に言うと「言えない」ってお話になるかもしれません。
そんな言葉を発した営業マンは樹種が分からないって事もあると思います。なので「木の家」って話をするって事。でも、そうなると非常に危険な話になるって事にもなります。
木って言いますが、人に良い木もあるし、人に悪い木もあるって事になっていきます。
「野菜は体に良い」って話と同じです。何の野菜がどんなふうに人に良いのか??みたいな事と同じでしょう。ここは注意が必要です。
野菜も好きな野菜もあれば嫌いな野菜もあるはずです。それと木も同じです。
鹿児島であれば木と言えば「杉」という事になります。県産材とか地産地消とか言い何か「良い物」ってな感じで売りに出されていますが、実際に良いのかは分かりません。
売れないから言葉で胡麻化しているような気がします。県外に売れていたら「県産材」とか「地産地消」とか言わないはずです。黒豚や黒毛和牛でそんな話を聞きませんからね??
どっちにしろ「木の家」って聞いたら「その木は何の木で、どんな効能があるのでしょうか??」ぐらいは聞いた方が良いでしょう。
「木は呼吸をします」
とか言い出した場合は
「それは自然乾燥の柾目でしょうか??」
って聞き返す事も重要です。たぶん、知らないと思います。そこまで勉強をしている会社はありませんからね。つまり無知な状況で家を売っているってお話です。恐ろしい話です。
鯖と鯵の違いが分からないレベルでしょう。
大体、主語がでかい話をする人は信用しない事です。「地球のために太陽光発電を付けましょう」なんてのも給料が欲しいだけで言っているだけのお話ですからね。
具体的な事を話する人の方が信憑性は高いと思いますよ!!