「地震対策」だけではない家族を守る家づくりとは??

「弊社の家は耐震等級3です。しかも許容応力度計算をやっていますから、地震には強いですよ!!」
なんて話す営業マンのなんと多い事か??でもね、そこだけでは地震が来た時には耐えられません。
耐震等級も許容応力度計算も設計値となります。
つまり、現場がその通りになっていないと、その結果は出ません。多くの住宅会社はここが抜けている可能性が高いと言えますね。
もみの木ハウスの家では「構造体を長く持たせるため」の工事を行います。外壁通気工法を採用して、壁体内の湿気を外気に逃がせるような工法になっています。
また、雨仕舞を徹底的に行いますから、壁や屋根からの壁体内への漏水が無い様に施工されています。
シロアリの防除工事も5年ごとに点検して行います。こうやって構造体が設計時の性能を出せるように施工されているって話です。
何が言いたいのか??
阪神淡路大震災での倒壊した建物の多くは漏水被害で構造に被害が出ていたと言われていますし、傷んだ場所にシロアリの食害があったともいわれています。
つまり、地震に耐えるだけの構造体ではなかったって事です。設計時の構造の状態ではなかったって話。
つまり「耐震等級も許容応力度計算も」構造体を維持できなかった場合、意味はないって事です。想定より低い震度の地震で倒壊する可能性があると言えます。
どんな施工をするのかですが、素人の人が見ても分かる事ではありません。
「耐震等級が3です」
とか言われた場合は、
「施工のチェックはされていますか??壁体内の湿気はどう排出されますか??」
なんて聞く事でしょう。答えられればいいのかもしれません。まあ、自分が観た範囲では完璧な家は無かったような気がします。
施行の不備は短時間で支障が出るものではなく、長時間で致命的な事になるものばかりです。
その多くの原因が湿気や漏水です。
中には図面通りの施工がしてない欠陥住宅とかも存在する事でしょう。そうなると地震でどうなるかは分かりません。ただ、安全率が高く設定されているので・・・・
設計も大事ですが施工はもっと大事です。施工の管理者が現場をどこまで把握してチャックしているのか??
工事現場を見に行くだけでなんとなく分かります。ちゃんとしているところは奇麗な現場です。























