階段
階段は高低差が有るフロアを移動するためのものです。
普通は20センチ前後の段差の連続で、プランにより変わりますが15段前後で普通の2階建ては昇降できます。
プランにより色々ですが、ローコスト系は13段とかが多いです。13階段は死刑執行の階段と同じ段数で、忌み嫌う事も有りますので要注意です。
色々な会社の家を見に行って、階段を上ってみると分かりますが、上りやすい階段と上りにくい階段があります。階段は毎日使いますので、上がりやすい方が良いでしょう。
では、どんな階段が上りやすいのか??
勾配がある程度ゆるく、手摺が有り、回り階段で広い踊り場のある階段でしょう。若い人はストレートの階段でも問題はありません。しかし、歳をとるに従い、一番上から下が見渡せることに恐怖を感じるようになります。
ストレート階段はコスト面では良いのかもしれませんが、安全面では疑問です。
回り階段でも何段で回るかが問題で、6段回りが多いですが、これは安全とは言えません。最近は5段回りとか4段廻りとかが多いです。
また、材質にも気を付ける必要があります。
ウレタン塗装でツルツルとすべる階段は危険です。階段の事故ではすべる事でのものが多いような気がします。スリップ防止にはなっていますが、効果があるかは自分で確かめる必要があります。
階段の位置も重要です。
多いのはリビング階段ですが、これは子供が大きくなると危険な階段になります。リビング側に降ろす事で、親は確認できるメリットがあるでしょうが、お年頃になると意外な事でデメリットになります。
普通の家は1階にお風呂が有ります。リビングに来客があれば、その前を通り、お風呂へアクセスする事になります。
女の子の場合、お風呂上がりのスッピン状態を見られる事になる。
あまりない事でしょうが、あった場合は大変です。
階段はそのあたりも考えて、設置する事が大事です。
また、高断熱の家になると空気の流れも考える必要がある。南側の吹き抜けと北側の階段の間で空気を流すと言う考えです。
家中の空気をこの間で大きく流して、冷暖房を効率よく行うって事です。
この場合、音の問題が発生しますので、そこは確認が必要です。
階段だけでも色々な考え方と設計の仕方が有ります。コストや安全性など、総合的な要素を踏まえて設計するのが我々の仕事です。
状況に合わせてベストの答えを出していきます。
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