営業マンの時間つぶしは恐ろしい!!
営業マンは面白いです。住宅の営業マンは家を売る事が仕事になります。
そんな営業マンのノルマは「最低3か月に1棟の受注」ってな感じです。まあ1年に4棟でギリギリセーフって事になりますね。ただ、年間に4棟の受注となるとかなり厳しい感じになります。
仕事の取れない営業マンは「仕事をするふり」をする事が多いですね。建てないような管理客を「Aランク」の見込み客に見せるように営業会議では話をします。設計の自分から見ると「建てないでしょう??」って感じの人です。
なのに「建てます。予算もあります」とか言いますが、予算はどこにあるの??って感じです。
「プランを作ってもらえませんか??」
なんて事を依頼されますが、大変です。「予算はどれぐらいですか??」なんて聞いても「たたき台のプランなので予算は関係ないです」とか言い出します。仕事しているふりへのお手伝いって事です。時間の無駄。
でも、何を言い出すか分かりませんので適当にプランを作ります。で、次の営業会議でこうなります。
「プランを出したんですが、気に入られなくて、他社での契約となりました」
悪いのは「自分が作ったプラン」って事で終わる。プランを提出したのかも怪しいですけど、そこは誰も聞きません。Aランク客がプランのダメさで他に取られたって事で終わります。
「ヒアリングに同席してくれませんか??」
なんて事もありましたが、これも時間つぶしです。
「初回のヒアリングなので何でも言ってください。たたき台のプランを設計に作らせて、そこからプランを煮込んで生きましょう!!」
「たたき台のプラン??そんなのプラン集でいいんじゃねえ??なんでも家ってお金はどうするの??」
なんて考えますが営業マンが居るので聞けません。ヒアリングをしていますよ的なアピールです。「仕事してますよ」ってやつ。自分は非常に迷惑な事です。まだ建てるかどうかも分からない人達です。
営業マンの時間つぶしに付き合うと大変です。
そんな無駄な時間を使わないため、もみの木ハウスには営業マンは居りません。