地元の木材は本当に良い物なのか??
「地元の木を使います。それが地球に優しい事なので」
なんて事を言う人が居ます。本当に地元の木は良い物なのか??って事は確認した方が良いでしょう。
「地元の木の良さは何でしょうか??」
なんて聞いてみましょう。答が返ってくればいいでしょう。返って来ない場合は止めた方が良いでしょうね。
木材を構造材で使う場合は「強度」が問題になります。ちゃんと強度がある木なのかどうか??そこは確かめるべきですね。
もみの木ハウスでは構造計算を行います。地震時や台風時の荷重を計算して構造を決めています。
構造材も打音検査をして厳選された強度の確保できたものを使っています。だから安心なんです。強度の確保出来る物が地元で撮れれば問題は無いですが・・・・・
まあ、JASの規格外品であれば強度は「不明」となります。値段は容積で決まるので寸法だけの問題です。
太い梁とか使う会社もありますが、果たしてその大きさが必要なのか??あるいは強度的に足りているのか??それは誰も知りません。
「太いから丈夫ですよ!!他社とは違いますからね!!」
なんて話を耳にしますが、太い梁を買っているのは「建てている人」つまりは「お客様」ですからね!!
それを自慢するのは住宅会社ですからねえ・・・・・
さて、太いけど強度があるのかないのか分からない地元の木を使うのが良いのか??ちゃんと検査して強度が分かる木を使うのが良いのか??
ここまで書くとどっちを選ぶのかは明白ですよね。
地元の木ですはあまり意味がない木音になります。もしあるとしたら、納得いくまで説明を受ける事ですね。
「地球のため」とか「環境のため」の前に「自分のため」になる理由をしっかりと聞きたいものです。
大きな話には裏があると考えた方が良いでしょう。イメージ戦略ですからね。
地産地消なんて話も黒毛和牛ではなかなか聞きません。黒豚もですね。他所で売れるからでしょう。地産地消を唱える意味が無い事を理解できているからです。
木材は地産地消を言います。なぜでしょうか??