家づくりの失敗!!
家づくりの失敗は色々とあると思います。大きな失敗は建てる会社の選択の失敗でしょう。これは本人の責任ですね。
他にも色々とあると思います。その失敗の根底にあるのは「打合せ」です。ここで営業マンや設計担当があれこれと要望を聞きます。
その要望が失敗の大きな原因です。
ほとんどの場合、お客さんの要望は雑誌とかモデルハウスとかで見たものを要望する事になります。ただ、その雑誌やモデルハウスでは全体の中でそれは成立していたもの。
切り取ってしまうとダメな事が多い訳です。でも、要望なので家の設計に落とし込む事となる。設計担当は営業マンに言います。
「これって後でクレームにならないかな??」
「いや、これはお客様のご要望だからその通りにしないとクレームになる」
なんてやり取りが裏では起こっていたりします。でも最終的には「ご要望だから」って事で設計に織り込まれるわけですね。問題は暮らし始めてからです。
自分が経験した事でお話ししましょう。実は昔に「窓を大きくしてください」という要望をもらった事がありました。そこで自分は、
「大きくはできますが寒かったり暑かったりしますがよろしいですか??」
って言いましたがその時は、
「光が入らないと不健康な家になりますから窓を大きくしてください」
との事で窓を大きくしました。完成して家は引き渡されたわけですが、暮らし始めて電話が来ました。冬の事です。
「部屋が寒いんですけど。窓から開いてもいないのに風が来ます」
コールドドラフト現象が起こっています。でも、ちゃんと伝えましたから、
「窓を大きくしたら寒くなるって言いましたよね??」
「私達は素人です。プロとしてのちゃんとしたアドバイスが欲しかったです」
なんて展開になりました。最後はこちらが悪いって事になるわけです。なので、それからはそのような要望は聞かない事にしました。聞いても最後はこちらが悪い事になるからです。
この様に家の失敗はお客さんの出した要望がほとんどです。言わないと失敗はしないって事です。なのでもみの木ハウスでは要望は聞けない場合もありますってなるわけです。
要望を聞きまくった家は見ただけで分かります。窓がどれもこれも大きいですから。
そんな家は外皮計算をしていない。計算をしていないから要望が聞けるって事です。ある意味恐ろしい事ですが、誰もそれに気が付いていません。
要望を聞いてくれる会社で建てると必ず失敗をする事を忘れないでくださいね!!
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