業界の怖い話!!
住宅業界には「怖い話」が沢山あります。今日は怖い話を書いてみましょう。
「うちは隣ですけど??」
これは関西で起きた事件です。大きな造成地に土地を買って大手ハウスメーカーで契約。そして地鎮祭までスムーズに進んだ現場がありました。
そして棟が上がり「上棟式」を行う事になりました。
地鎮祭依頼に現場に来た家族は最初は嬉しそうにしていましたが、最後はなんだか落ち着きが無くなった。そして現場監督を呼びこう告げたそうです。
「すみません。うちの土地は隣ですけど??」
さあ大変です。大きな造成地なので同じような区画だらけ。区画を数え間違えたって話です。壊してやり直すのか??なんて話も出たそうですが、幸い隣の人が良い人だったらしく。
「入れ替えてもらって良いですよ!!」
ってなったらしいです。名義変更の費用とかはハウスマーカーが支払い、事無きを得たそうです。まあ、大きな造成地だと考えられる事故ですね!!
「親戚の大工さんに頼んだらとんでもない事になった話」
これはよく聞く話です。「安くしてやるから」って事で親戚の大工さんに家を頼んだのは良かったんですが、最後は追加追加で普通の住宅メーカーに頼めばよかったって話です。
なんでそうなるのか??
それは大工さんが家事もしないし建材や住設の事がよく理解できていなかったって事で起こる事故ですね。
建材もキッチンやお風呂も「価格」だけを見て決めていますからね。最初の見積もりのキッチンはアパートと同じ「公団流し」だったとか。
それをショールームで決めて行ったら「せっかくだから」って事で数百万円のシステムキッチンへ変更されていったわけです。
全てがそんな感じで「せっかくの事だから」で変更されていったそうです。
最終的には3,000万円を超える工事費になっていた。契約は1,000万円台だったようですが・・・・・
大工さんは建築士ではないので現場の事は分かるかもしれませんが総合的な判断とかがなかなか出来ません。
設計も家事動線とか理解できてなかったりします。
失敗しないためには家づくりのプロにお願いする事をお勧めします。