高気密・高断熱の家ほど「内装材」が大事です!!
最近は「高気密・高断熱」の家が増えてきています。4月の法改正でほとんどがそうなると思います。
そうなると「内装材」が重要なパーツになるって事を考えておかないといけません。
「それってどういうことですか??」
なんてなると思います。高気密な家になると「隙間風」がほとんどない家という事です。室内の有害物質はなかなか家の外には出ていきません。
家の中に有害物質が蓄積されるという事になります。
そうなると暮らす人に影響が出てくるという事になります。今では法律で有害物質の揮発量が制限されていますが、蓄積されることは想定はしてありません。
24時間換気が額面上の性能を発揮っする事が条件になってのお話です。なのですが、なかなか家全体の空気をきれいに入れ替える事が果たして出来るのか??
かなり難しいと思います。
そこで重要になるのが「内装材」です。有害物質を揮発しない物を使うことが重要でしょう。
そうなると高気密でも安全に暮らす事ができます。
そんな内装材の一つが「もみの木」という事になります。他にもあるのかもしれませんが、自分の知る範囲にはありません。危険な物がはるかに多いです。
床材にしても「カラーフロア」というベニヤでできた物が日本に建つ家の90%以上に使われています。これからも有害物質は出ていますし、冬は冷たく夏はベタベタします。
冬は冷たい事で、それを補いために採用されるのが「床暖房」なんですが、床を温める事で有害物質の揮発量を上げる事になります。
また、予想外に上がる光熱費にびっくりする。って事になる。
高気密が良いのか??なんて話にもなりかねません。内装材を間違えると良かったはずの高気密高断熱の家も「本当に良いの??」って事になりかねません。
家は総合的に見てどうなのかでの判断です。快適性も内装材まで考えておかないと数字だけの検討では間違えます。まあ、多くの住宅会社は間違えていますが・・・
何のための高気密・高断熱なのか??
そこをしっかりと考えないと快適に暮らせない家になる可能性は高いです。
その答えは、その会社が建てて暮らしている家の人に聞くことです。