木材は「乾燥方法」で効能が変わる話!!

木材は山から伐り出して、製材した後に「乾燥」させる必要があります。
木の中に水分があると腐ったりカビが生えたり虫がついたりします。また、乾燥による収縮や変形も起こります。なので水分を抜く作業が必要になるというわけです。
昔は自然に水分を抜く方法しかありませんでした。これには相当な時間が掛かります。大きな木材になると数年かかる事もありました。
なので「家づくり」などは数年間も掛かっていました。
今では「人工乾燥」という方法が使われています。数年間の時間が数日で終わりますから、仕入れた木材をすぐに現金化できるので会社にとっては良い方法になります。
ただし人工的に水分を抜くので、木の細胞を破壊する事になります。木の中の成分まで水分と一緒に無くなるという事です。
「木の効能」を口にする人が居た場合、その気が自然乾燥が前提になります。人工乾燥の木材には効能は無く「見た目」だけの事になります。なので、
「その木は自然乾燥材なんですよね??」
という風に聞く事です。ここで答えに詰まったり、分からなかった場合、言っている本人もなにも理解できていない証拠になります。
日本で流通している木材のほとんどが人工乾燥材なので「自然乾燥」と言われても疑った方が良いのかもしれません。
「その干場を見せてください」
と、聞いてみると良いでしょう。本当だったら相当量の木が干してあるはずです。あまり見た事はありませんが・・・・・
この様に「木の効能」がある場合「自然乾燥」でないといけません























