外構計画!!
「外構は家が完成して住んでみてから考えた方が良いですよ!!」
なんて事を言う営業マンはダメな営業マンです。
設計から言わせれば「外構はプランを作る時点で考えておくべき事」なんですね。家のプランを行う時には外構計画まで含めて行うのが普通です。
そうでないと駐車場や玄関アプローチをどうするのかがまるで分からないですからね!!全体像が見えて来ません。
今までの経験で「外構は別で行います」なんて事になった家。こちらが考えた動線とまるで違うものが出来ている事がほとんどです。なので完成の写真はありません。
外構屋さんもアルミ建材を売りたいタイプと植栽を重要視するタイプとに分かれます。どっちが良いのかは分かりませんが、アルミ建材を使うタイプでは人工的な外構になります。
自分はあまり好きではありません。
自分は自然な感じが好きなのでブロック積もあまり好みません。敷地の段差解消は出来たら自然な素材で納めたいですからね。
家自体が人工物なので特にそうしたいです。
さて、プランを作成するにあたり最初に考えるのは「駐車場」です。どこに難題を停めるかで家の形まで変わります。
縦列より並列が使いやすいので並列駐車で考えて配置してプランを作る事が多いですね。玄関アプローチもそうですね。駐車スペースを避けて作るようにしています。
玄関アプローチが家の雰囲気を大きく変えますからね!!
もう一つの問題は「カーポート」です。これが家の外観をすこぶる邪魔をします。なので出来るだけシンプルな物を使うように考えます。
強そうなタイプもありますが邪魔で仕方がありません。
「繊細な外観なのになんでこれだったんだ??」
なんて考える家がなんと多い事か??台無しなんですが多くの人は特に何も感じていません。つまり、あまりデザインとかは分かっていないという事ですね。
かっこいい家は家の外観だけではなく、外構を含めて見える風景です。家は住宅会社に、外構は外構屋にと発注するとチグハグにしかなりません。
だって外構を考えない住宅屋と家を考えない外構屋の組み合わせです。最悪って事です。
家を依頼する会社の完成後の家を見に行く事でしょう。外構までマッチングしているか??