長期優良住宅をどうとらえているのか??
住宅業界の中で一つの大きな高性能住宅に「長期優良住宅」というものがあります。
これを住宅会社がどうとらえているかでその会社の家づくりが垣間見える事になるんですね!!これは面白いです。
ほとんどの会社は長期優良住宅はオプションになっています。なので要望すればこう言われます。
「長期優良住宅にすると工事費が上がるだけですよ!!」
ってね。ハイブリッドカーを作れていない会社が「ハイブリッドは高いだけですよ」というのと同じ事です。「出来ない」って事です。
そんな会社に長期優良住宅をお願いしても中身が分からないので普通の設計で耐震等級や断熱等級を上げる設計をするだけです。
かたやハイブリッド専用モデルがある会社です。勝負になりません。
中には「長期優良住宅仕様」という家づくりを行っている会社もあります。仕様は同じで認定が取ってないって感じですが、本当に認定が取れるのかどうかは疑問です。
取れるのであれば取った方が良いに決まっています。それを敢えて取らないのが不思議です。「時間がもったいない」とか「費用がもったいない」とか言います。
酷い会社は「意味が無い」とまで言うそうです。
もみの木ハウスは断熱性能や耐震性能を上げた家を設計し、施工していました。そんな中で国が打ち出したのが「長期優良住宅」だったんですね。
調べてみたら何の変更もしなくて、認定が取れるレベルの家を既に建てていた。これは乗っかるしかないだろうって事で全棟を認定を受けているだけの事です。
もみの木ハウスの家づくりに国が後から付いて来たって感じでした!!
それが平成21年の事だったと記憶します。それからは全てが長期優良住宅と言う事になります。で、ギリギリのスペックでもなくてかなり余裕がある設計になっています。
別に長期優良住宅を目指したわけではないですからね。自分の理想の家を設定しているだけで、その性能がたまたま長期優良住宅の性能値の中に入り込んでいただけです。
性能をまだ下げても認定が取れるレベルなんですね。
もみの木ハウスは頑張って長期優良住宅を建てています!!ではないって事です。周りの会社は頑張って建てているようですがそれでも少ないでしょう。
「長期優良住宅をどう考えますか??」
この答えがその会社の家の考え方ですからぜひ聞いてみてください!!
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