どこで建てる??誰と建てる??
家はどこの会社で建てるのか??また、誰と建てるのか??で大きく変わります。
量産メーカーは仕事が分業になっています。大量生産なのでそうしないと大量に建てられないからですね。営業に設計に工事担当にアフターメンテの担当。
それぞれがかわりばん庫に出て来ます。会社の社長に会う事など無いでしょう。会っても営業部長ぐらいでしょうね。
印象は担当の印象で終わります。その担当も数年後はその営業所には居ない事の方が多いですね。大量生産なので事故があったら人を変えるって事も出来ますからね。
大量生産なので個性のない家が建ちます。こだわりも無い。特徴も無い。万人受けする家ですね。個性は家具で出すしかないでしょう。
家づくりは最初から最後まで「打合せ」が続くのも大きな特徴です。
大量生産するためには素人で色々な事を進めて行かないといけません。打合せのシートに沿って進めて行く事で新卒の営業マンでも時間さえ使えば家の要望が聞き出せます。
でも、打合せで色々と聞かれる方は最後は疲弊して行くんですね。まるで楽しくない。大量生産だからですね!!
小さなもみの木ハウスの場合、分業ではありません。自分が最初から最後まで見る事になります。そして色々な種類の家を建てていませんから「打合せ」の必要が無い。
建てる事と総予算が分かると自動で間取りも大きさも決まって行く。中の仕様は「もみの木の家仕様」になります。これもどの家も同じです。
打合せも数回はしますが色を決めたりするのは住設機器位です。
全てこちらで決まて行きます。打合せの時も家の話は最初の10分ぐらいであとは変な話で盛り上がる。楽しい時間はあっという間です。
打合せがしたい人は量産メーカーみたいな大きな会社でやる事です。
気を付けないといけないのが「小さな会社」でも量産メーカーのシステムを導入している会社が沢山あるって事です。
年間に数棟しか建てない会社でも大手並みの打合せをします。しかもシステムがよく無いので時間は恐ろしく長くかかるんですね。そうなると大変です。
どこで建てるか??誰と建てるか??そこを間違えると家づくりは大変な事になります。