デザイン優先の家は来年までで終わりです!!
「うちの家はデザインが優先です。デザインで売れている家ですから!!」
なんて言う会社。そんな事を言っていられるのも来年までです。2025年には「構造計算の義務化」がやってきます。構造的に破綻している家は建てられなくなります。
多くのデザイン優先の住宅は「構造的に大丈夫??」っていう家がほとんどです。構造計算をやる前の話って事ですね。
たぶん、プレカット工場も「アウト」で付き返しているはずですが、業界の闇で引き受ける会社が存在します。
そんな事をして震度7で倒壊した家が出たのが「熊本地震」でした。倒壊するはずの無い新築の家が倒壊しました。
テレビで観ましたが、プレカット工場の簡易の構造計算の「アウト」を無視してプレカットしていたらしい。当然、倒壊しました。
そんな事を無くする事で「構造計算の義務化」という事になりました。
今までは構造計算をしなくて良かったのか??役所に構造計算書の提出の義務化が無かっただけで、建築士による確認はしなければなりませんでした。
構造計算の義務化になると、多くの住宅業者のコストは上がります。
また、どんな設計をすると構造体が上がるのかが分かるようになり、屋根材などの仕様が偏る可能性があります。
構造計算を行う事で色々な事が分かります。設計でのコストカットなども出来ます。これは構造計算をやらないと分からない事です。
今からやる会社はデータが溜まるのにしばらく時間が掛かる事でしょう。
構造計算ができる設計事務所は大忙しになります。新たな需要が出るわけですからね。木造の構造計算(許容応力度計算)ソフトがあるのか??ってのも心配です。
まあ、どちらにしろ2025年は大いにざわつく事でしょう。
知らない会社もあると思います。知っている会社は既に対応を始めているはずですからね!!
構造的な数字の根拠が欲しい場合は「構造計算」をしている会社で建てる事をお勧めします。していない会社は構造の根拠は何も無い状態ですからね!!
義務化されると騒いでいる会社は要注意です。構造のチェックがなされていない会社って事ですからね!!