健康な人用の「健康住宅」でしょうね??
健康住宅って「健康な人用」になっている気がします。
健康住宅に行くと頭が痛いし臭いですからね。壁や天井の塗り壁から化学物質が揮発しているのかもしれません。
なので本当に「健康」な人でないと化学物質に反応する事になります。
鼻水がでるとかくしゃみが止まらないとか咳が出るとか頭が痛くなるとかの症状が出ます。
鼻炎を持っている人は鼻水が出たり、鼻が詰まったりします。今はどこでも化学物質が揮発しているので、鼻炎の人はどこでその症状があるかもしれません。
それが「健康住宅」に行っても改善されませんからね??「おかしい??」ってなる訳です。
建てている会社の社員も健康な人ばかりでしょう。そこにアレルギー体質の人が居たら、
「こんな家では難しいですよ。もっと考えた方が良いですよ」
ってなるはずです。が、なりません。だって「売れる家」を建てる会社ですからね!!
健康的に暮らせる家ではない。
そもそもアレルギーのある人は住みません。他を検討するはずです。が、なかなか的を得た会社は無い訳です。
探しても見つからないので「ここが一番良さそう」って会社で建てる事になります。でも、正解ではないです。
「家族の健康を考えて決めました!!」
なんて事を健康住宅を建てた人は口にします。両親は健康体で化学物質にも反応しない人達だとしても、問題は「お子さん」でしょう。
親が決めるので子供は直感的に分かっていても決断することが出来ません。それが悲劇になるんですね。
昔、孫がアトピーでそれを心配してうちの見学会に来た家族が居ました。おじいちゃんとおばあちゃんは子供夫婦を説得しました。
「孫の事を考えたらこの家が良いよ。他はダメだから」
「家にそんな違いはない。自分は自分の好きな家を建てる」
ってなりました。お孫さんが可哀想です。
ある家族はお子さんが直感で「もみの木ハウスが良い」って言っていました。が、お父さんが反対します。
間取だけまねしたなんちゃってもみの木ハウスが建ちましたが、お子さんはどうなった事やら??
自分が健康体だとアレルギーやアトピーなどの人の事は理解できないのかもしれません。でも、そうでもない人も居ます。
「子供が小児喘息ってなって、家づくりの方針を大きく変えました!!」
って来た人も居ました。今は幸せに暮らしています。
自分達より子供だと思います。