夏は農薬に気を付けましょう!!
田園風景が広がる土地に引っ越してきた家族がいました。
都会で暮らしていたのですがご主人が体調不良になり、色々な病院に行ったらしいけど原因は不明のまま。最後に行った医師から
「一度、都会を離れて、田舎でのんびりと暮らされたらどうですか??」
って事で、仕事を辞めて田舎暮らしを始めたらしいです。最初は調子が良くなり、家族が喜んだのもつかの間。また体調が悪くなっていったようです。
ちょうど夏の季節で田んぼの稲が大きくなり、緑のじゅうたんの様な風景でした。そんな時に医者に行った。そこで意外な事を言われたそうです。
「たぶん、田んぼの農薬でしょう。すぐに引っ越された方が良いでしょう」
びっくりです。田舎の空気が良いからとわざわざ都会を離れたのに、今度は田舎の空気が農薬に汚染されていた。そんな事は誰も考えませんからね。
今や農薬散布は「ラジコンヘリ」や「ドローン」で広い範囲に大量に散布されて行きます。昼間はそれが拡散されて広がっていますが、夜になり気温が下がると地上に落ちて来る。
その高濃度の農薬の混ざった空気を人が吸い込む事になる。それで体調不良を引き起こすって事ですね。
なので、家の中の内装材も大事なんですが、家の外の空気も大事になってきます。窓から外気を取り込む考え方は良いのですが、その外気がどんな空気か??って事が重要です。
自分の住む鹿児島では隣国からやって来る「PM2.5」が厄介になっています。昔は「黄砂」として春先にやって来ていましたが、最近は年中やってきます。
鹿も高濃度です。昼間は拡散していますが夜になると錦江湾に沈んできます。そうなると朝に「桜島が見えない」って事になる。霞むレベルではなく全く見えない様な濃度なんですね。
換気システムが錦江湾沿いのエリアはすぐに汚れます。これは太平洋側や東シナ海側とはまるで違う現象です。住む場所で空気の質が大きく変わる事になりますね。
年中、咳き込んでいる人は「PM2.5」への反応かも知れません。最近多い様な気がします。
家の中も家の外も聞い気は大事です。家の構造が外気温を無防備に家の中に入れる考え方は考えた方が良いでしょう。