天井に木を張る時は・・・・
最近、よく見かける「天井に木が張ってある家」です。
これは少し考えた方が良いですね。これは建築基準法に違反することになる可能性があります。平屋であれば良いのですが、2階建ては注意が必要です。
問題になるのは2階建ての場合の調理器具が「ガス調理器」の場合です。この時、天井に木は使えないってことになる場合が多いですから要注意です。(行政によります)
なのでガスコンロをあきらめてIHにするか、天井を不燃材にするかですね。
たまに雑誌で見かけます。たぶん、完了検査を受けていないのでしょう。受けたら言われます「調理機を変えてください」ってね。
自然素材の健康住宅で見かけることが多いのでお気を付けください。
もう一つは「省令準耐火」です。これも仕様によりけりですが「内装材に木材は使用不可」ってなっているものがあります。
元々「省令準耐火」では無いのでしょう。
「省令準耐火ってなに??」
ってなりますよね。これって木造を燃えにくく作る工法の事です。木造住宅は火災保険料が他の構造より割高になっていました。
それは「全焼率が高かった」からなんですね。ツーバイフォーやパネル工法などよりかなり割高になっています。
それを同じレベルの防火性能を有して建てるのが「省令準耐火」って事です。なので仕様の中には「内装材には木材は使えません」って事になるものもあります。
内装材に木を使いたい場合はそこを質問することですね。
「内装材に木を使って、省令準耐火にもしたいです。できますか??」
ってね。
「どちらかをあきらめてください」
ってなるかもしれません。もみの木ハウスではどっちも大丈夫です。大丈夫な法の仕様を使っていますからね!!
もみの木を張っても耐火性能も高い。他とは違うと思いますよ!!