安い家の秘密!!
安い家があります。なんで安いのか??それにはトリックがありますので、お気を付けください。
安い家を建てる会社は、なぜか「坪単価」をアピールしてきます。坪単価を固定して、掛ける「床面積」で調整しているからです。
「施工床面積」とか言う建築基準法には無い面積の算定方法で計算しているので、計算方法は各社ばらばらになります。ヒドイ会社では30坪の家が50坪ほどになる。
安い家の坪単価が60万円だったら、工事費は3,000万円という事。普通の家の坪単価が100万円であれば、工事金額は3,000万円で同じ金額になる。
つまり何も安くは無いって事です。
この3,000万円の工事費がどの範囲まで入っているのか??そこも注意が必要です。「付帯設備工事費」という工事があり、ここも気をつかないといけません。
普通の会社の工事費に含まれる工事が、安い会社では「付帯設備工事費」の方に入っていたりします。
よくあるのが「仮設工事費」です。外部足場が本体ではなく付帯の方に回されていたりしますし、仮設トイレがそうなっていることもあります。
住設機器まで回されていたりすることもありますので要注意です。
そうなると総工事費は安かった家の方が高くなるって事です。それが、恐ろしい事に
「他の会社では本体工事にこの金額がプラスされます。坪単価が100万円だから本体工事も5,000万円ですからね!!」
なんて事になる。
まあ、家は1回しか建てないから、他の会社の事は分からない事を利用したトリックですね。
そして、安い家は「メーターモジュール」になっていますので「910モジュール」の30坪の家を「メーターモジュール」に変えると36.2坪に早変わり。
トリックだらけなので本当に注意が必要です。
クオリティーが同じであれば救いがありますが、それはなぜか下がる方向に行く事がほとんどです。
まあ、見た目が「安かろう」ってたたずまいですからね。全てはにじんで出てきます。
まあ、業界の怖い話は色々あります。詳しくは個人的にお問い合わせください!!