車が停められない駐車場??
そんな馬鹿な??なんて思った人は多いと思います。でも、これは現実にあったお話です。
そもそもこの話はある方のブログで読んだお話です。もう消されたのか無くなりましたが、最後は「車が停められない」で大トラブルになり、最後は裁判にまでなったような感じでした。
確か図面上はちゃんと敷地内に車は入るスペースはありました。そんな図面はアップされていましたからね。でも、その図面には書いてない物があったんですね。それは道路上にある電柱です。
家が完成して駐車場に車を入れようと切り返しますが、電柱が干渉して入らない!!って事が発覚して大問題になっていきます。道路も4Mしかなかったと記憶します。パッと見ただけで「難しそう」って感じですね。
まあ、それから色々とあったようでしたが、最後のとどめはその会社の責任者が
「軽自動車に買い替えればいいじゃないですか??」
って言った一言でした。ここからはもうどうにもならない様に展開していきました。それからどうなったのかは知りません。もう10年以上前のお話です。なんでそんな事になったのか??
設計者が車の運転をしていなかったのではないのか??
なんて事をすぐに考えました。また「現地を見ていないのではないのか??」って事もです。現地に行けば「車は入らない」って感じることができたでしょう。前面道路が4Mの場合、それだけで色々と厳しいですからね。
工事車両も入りにくかったはずです。誰も言わなかったんでしょうね??「ここ入りませんよ」ってね。
自分も過去に「タンスの入らないクローゼット」を設計して作り、怒られたことがありました。まあ、怒られただけで終わりました。「古いタンスだから捨てて服だけ入れるから良いよ」とか言われて終わったです。
この時も同じように「どうやってタンスを入れるのか??」を考えていませんでした。つまり搬入路を考えていなかったって事です。ローカからタンスをどう回転させて入れるのか??そこを考えなかった。
ローカの壁にタンスが当たって入らない。慌てました。それから物の搬入路を考えるようになりました。この失敗は多いと思います。
ちょっとした事ですが大きな事件になる事です。気をつけようは無いのかもしれませんが、お互いが気を付けておけばクリアできたのかもしれません。「どう切り替えて入れますか??」なんて事を聞いたら良かったのかもしれません。