障子!!
もみの木ハウスで絶滅した物の中に「障子」というものがあります。
和室の縁側と畳の間を仕切る専用の建具です。和紙を張ってある建具で、プライバシーはある程度保てて、明るさも取り入れることができるという物です。
最後は縁側が絶滅して「内障子」というサッシの内側に付ける事で生き残りました。でも、和室が無くなり、今や絶滅危惧種です。
カーテンのように洗うこともないので維持管理は楽なのかもしれません。
でも、窓を開けるときに障子を開けてサッシを開けるということになります。面倒くさいことになりますね。
断熱性能も上がるとは思いますが、今やサッシも高性能になってきています。障子がどれほど影響するのか??外のシャッターの方が熱移動を制御するでしょうね??
そうなると障子を使う意味は「見た目」ってことになります。
そうなると障子は「必要なもの」ではなく「欲しいもの」に分類されます。欲しいものは避けるのがもみの木ハウスです。
一般的な住宅会社は欲しいものは何ですか??って事で「打合せ」があります。工事費が上がるのでその方が良いのでしょう。
「要望」が大好きです。目指す家が無いからですね。
もみの木ハウス側から見ると「意味不明」です。要望通りが良い家って事で進むわけですからね??そんなのが本当に良いのか??
障子などもイメージ優先での解説で「欲しい」って思わせるって手法なんでしょう。あまり使われないのでインスタ映えもすることでしょう。
インスタ映えなど何の意味もないことです。
本質のない家ほど映えを欲しがります。本質がないことの裏返しなんでしょうね??そんな家が良い人はもみの木ハウスにはやってきません。
先日も言われました。
「太陽光発電を付けませんって言われたのはお宅が初めてです。どこに行っても付けましょうでした」
ってね。本質が分かると付けませんよ。