建てた後の後悔「収納が使いにくい」って話

「収納が足りなかった」という話を聞いていたので「収納をたくさん欲しい」という要望を出して始まった家づくりでした。
プランが出てくるたびに赤ペンで修正して収納をたくさん付けてもらいました。各部屋にクローゼットを設けてリビングやホールにも収納を付けていきました。
「これだけあれば大丈夫だろう!!」
って事で工事が始まりました。打合せを繰り返し、出来上がった家。要望通りにたくさんの収納が付いていて、容量は半端ない。
そんな家に引っ越して生活が始まると「あれっ??」って事になっていきます。収納は沢山あるのですが、何をどこに入れるのか??それがはっきりしません。
また、全てが押入れ型の収納で、物を上に積み上げる形式でしまいにくいし出しにくい。容積はあるけど使えない。
クローゼットも各部屋に付けたので洗濯物をいちいち全部の部屋に運ぶことになる。これが毎日の事です。
パントリーも作りましたがウォークイン式にしなかったのでしまいにくいし出しにくい。扉付きなのでそれも面倒くさいって感じです。
そんな時に、同時期に家を建てた人と話をする事がありました。収納の愚痴を話をしていたんですが、その人の家はそうではないらしいのです。
「うちのクローゼットはお着替えクローゼットと言って普段着用のクローゼットが一カ所になっているの。だから一カ所でしまえる設計なのよ」
「それって要望したの??」
「お任せしたらそうなっていたの」
「なんで??うちは要望しまくっての結果が失敗だったのに」
「見学会とか見に行ってたんだけど、全部の家がそんな感じだったのよ。だからお任せした方が良いかなってね??」
「そういえばうちが建てた見学会は行くたびに違っていたような??」
「たぶんそれが普通だと思う。打合せして建てるのが。でも、違うらしいよ。それって会社に家の答えが無いんだって。だからどうしますか??って聞くらしい」
ショックでした。
自分の出した要望で失敗している。にわかに色々な事を勉強してもさすがにプロの設計者にはかなわないって話だけど、うちの設計者は「どうしますか??」って言っていたな・・・・
こうならないためには、検討中の会社の建てた家に行き、家の事を色々と聞く事です。そこに全ての答えがあります。
後悔する前に実行しましょうね!!
























