現場監督のタイプ
現場で監督が電話をしまくっているって言うのはダメな監督です。
その状況が予測できていないって事です。現場に出向き、そこで問題に気が付くって話ですからね。最前線で問題を解決している人って事です。
現場で職人と作業をしている監督もよろしくないですね。
作業員ではありません。はた目からは「汗水流して働いている」って見えますが、工程管理はどうなっているのか??ってなる。
そもそも現場監督って何をする人なのか??
一つは「工程管理」をやっています。色々な職種の作業員が現場に入ります。それを効率よく動かすのが現場監督の仕事ですね。
全てを把握していないと出来ません。オーケストラの指揮者と同じです。全ての楽器の事が分らないとまとまらないでしょう。
一つは「品質管理」です。図面通りや設計通りの性能が出る様に品質を管理していきます。構造的な事での施工が出来ているかどうかをチェックしていきます。
職人任せの監督の現場は、どこがどう納まっているのか職人しか知らないってレベルです。マニュアル通りに施工されているかどうかを確認するのが現場監督になります。
一つは「コストの管理」です。これは現場の予算通りに動いているかの管理になります。これは会社の経営に関わるお話しです。意外とこれが出来ていない事が多いみたいです。
一つは「お客様の管理」です。これも意外と難しい。現場監督は話が苦手な人が多いのでお客様が現場に来たら逃げる人が多いです。
他の管理が出来る人であれば、現場の工程や家の性能の話や施工はここがポイントみたいな話は出来るはずです。出来ないから逃げるって事かもしれません。
自分の理想の現場監督は「現場に行かずに現場を把握できる人」でしょう。電話だかけコントルールする。
現場には確認に行くぐらいです。
マニュアルも職人にしっかりと理由まで説明して「なのでこの納まりでお願いします」って出来る人ですね。
まあ、ここまでするには設計の統一も大きな事になりますが・・・
まあ、現場監督だけではなく「会社がどんな家を建てていくのか??」って事が決まらないと、方向性が分かりません。
監督だけの問題ではないって事かな??