断熱性と快適性
「この建物の断熱性は凄いです。データーで比べるとほかの会社の数字を凌駕します。この地区では断トツで1位ってとこですね」
なんて説明を受けた建物。足元が寒く、なんだか寒い気がする。でも、温度計は22℃を表示してるので、自分の感覚が変なのか??
なんて体験をしたことのある人は意外に多いかもしれません。我々技術の人間は、意外とこの手の罠に落ちやすい傾向にあります(笑)
そうです。数字に騙される(爆)
データーでの比較になると勝数字のものでも、体感ではそれが感じ取れない。なぜか??
これは車などのエンジン性能などでも言えます。馬力やトルクを数字で比べて、一番大きな車が一番加速や力強さを感じるか??
実際はそうではないですね。意外と低かった数字の車がよく加速したり、力強く走ったりします。理由はどこになるか??
エンジン性能だけではないって事です。
車はエンジンのエネルギーを伝えるミッションやトルクコンバーターの性能でも変わるし、車重なども影響します。また、意外にエンジンの音などでも体感は変わるし、エンジンンの回転のスムーズさなどもある。
エンジン性能が同じでも載せてる他の部品や総合的な車の重さなどでも変わってしまうってことです。
家も同じです。断熱性能だけをこだわっても意味がない。断熱にこだわるのであれば、直接家の材料に接触する床材にもこだわる必要があります。
同じ室温でもべニヤの床材と無垢材とではべニヤのほうが冷たく感じます。すると体感温度は低く感じることになる。
断熱性能にはそこまで入り込んではいません。
空気環境を無視しての話ですが、同じ断熱性能の家で、一方は新建材で仕上げた家と一方は無垢材や自然素材を使った家があったとすると、新建材の家は体感的にかなり悪い印象になります。
材料の熱の伝わり方が半端ではないので、体感温度が下がる。
では、もみの木の家はどうか??
蓄熱性まで付いてきますので、断熱+蓄熱性で一度温めたらなかなか冷めません。快適性は一歩先を行くことになります。
断熱性能をより高くする効果がある内装材を検討することが大事であるってことです。床が冷たいって事で、断熱工事を行うより、もみの木の床に張り替える事でも同じ結果にはなるって事。
会社の打合せ室がもみの木ですが、冷暖房の立ち上がりがウソみたいに良くなってます。断熱工事はしなくってもです。
体感もできますのでどうぞお越しください!!
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