設計者のタイプ
設計者には色々なタイプが居ます。
どんな設計が良いのか??なんて事を考える人は稀でしょう。多くの人は「要望通りの図面が書けます」って言うのが売りの人です。
こんな設計担当にあたるとプランはなかなか決まりません。要望通りの図面は書きますが、それが正解なのかは言わないからです。
プランの打合せも訂正があるとすぐに書き変えてくれます。それも迅速にです。即対応しますがもっとうです。が、それが果たして良いのかは別問題です。
もみの木ハウスではそんな事は絶対にしません。
要望を聞いても間違いであれば受けません。だって最終的にはクレームになりますからね!!
「たたき台のプラン」って言うやつを設計する人もヤバイです。本人は「たたき台」など無いと分かっているはずですが、営業マンに言われたら書きます。
「俺はどんな設計でも対応するから」
がモットーなんでしょう。
一つの敷地には一つの建物しか建ちません。それを色々なパターンの家を設計するっておかしな話です。
結婚と同じですね。相手は一人だけです。
設計は経験も大事です。色々な家族に出会い、色々なパターンを経験する事で、新しいプランが出来上がります。若い人にはそれが不足しています。
また「家は家事」です。設計者が家事をやっているかどうかでも、大きく変わってしまいます。
家事をやらない設計者の場合は、家事動線がながか交差しまくっていたりとかで家事がやり難い家になっています。
これは既に住まわれている家を見学に行くと分かります。
ホームページの施工例でも分かります。施工例が「リビング」や「キッチン」などばかりの会社はヤバイかもしれません。
「洗面所」や「収納」とかの写真がある会社が良いと思います。映える家ではなく使える家を見せているからですね。
家が映えても生活がやり難かったら意味は無いですからね。
設計者でそれは変わります。どんな設計者なのか??で、一生住む家が変わるって事です。
「設計のルールはありますか??」
なんて聞くのも良いかもしれません。それがしっかりある場合、要望が無くても設計に織り込んであるって事です。
「要望通り設計します」
が一番ダメだと言えます。