一度建てたら変えられない「家事動線」は大事!!
家事動線とは家事を行う時に動くラインの事です。
この動線が単純で交錯せず、短いほど良い動線と言えます。家事動線をどう設計するのか??それが設計者の力量になっていくと思います。
一般的に家事動線は「調理」「洗濯」「掃除」などに分かれます。これを同時にやれるのか??って事も大きな問題になります。設計で動線をどうするのか??
また、物の移動も出てきます。これをいかに短くするのか??買い物からパントリーまでの動線とか生ごみの動線とかですね。
この辺りを踏まえて家事動線の設計を行います。で、これは普通の家の場合の話です。
もみの木ハウスの場合、この動線を「もみの木の空間」という条件がプラスされます。「調湿機能」「消臭機能」「抗菌効果」などの付加価値が付いてきます。
これで洗濯動線ががらりと変わります。洗濯物は部屋干しが前提になり、お着替えクローゼットとの併設が可能になります。
また「消臭効果」があるのでキッチンの近くに洗濯物干場が設ける事ができます。これは画期的です。
生ごみの管理もこの消臭効果のおかげでそこまでシビアにならなくていいです。臭いも気になりません。普通に玄関から持ち出せます。
キッチンを中心に家事動線を構築できる。
他の家ではほぼ「不可能」な事です。
キッチンからの横移動で洗濯機のある洗面所に数歩で移動できます。洗濯機から洗濯物を干し場の床に投げる。その時にもみの木に吸湿させます。
厚手の服はしばらく放置した方が乾きは早い。
干場は廊下を拡幅した場所なので洗面所の前になります。そこに干す。乾いたら隣のお着替えクローゼットに移動するだけで洗濯動線は終わり。
普通の家の場合は洗濯機からかごに入れた洗濯物を平屋だったらウッドデッキの洗濯物干場まで運ぶか??2階だったらベランダまで階段を上がるという大きな移動があります。
つまり長い動線がある。しかも毎日です。
そこで乾けばいいでしょうが、乾かないと大変です。部屋干しに切り替えますが雑菌が沸き異臭がする。
部屋干しスペースを家の中には作れますが除湿器かエアコンが無いと乾きません。あまり意味がない。
最近はもみの木ハウスの家事動線をコピーする会社も多いですが、上手くはいきませんので気を付けてください。
コピーするならもみの木までです!!