収納の考え方!!
家づくりの後悔の中で多いのが「収納の事」でしょう。
家自体が人を収納するものですから、家にとって収納は重要な部分になってきます。では、どんな収納が良いのか??
昔は「収納」と言えば「押入れ」でした。
押入れは物をどんどん重ねて行く収納です。なので入れにくく取り出しにくいという大きな欠点がありました。元々が布団を収納するものですからしょうがない。
それから「ウォークインクローゼット」なる収納はで始めます。最初は「婚礼ダンス」を入れるための収納でした。今では「婚礼ダンス」などありません。
地域にあった大きな家具屋が存在できなくなっています。家具屋さんは本当に少なくなっていますからね!!
さて、収納って事での「タンス」は「絶滅危惧種」に認定されてしまいました。かわりにクローゼットが家づくりの中で設計されるようになっていきます。
子供部屋とかに別々に設計された時代もありましたが、今や「お着替えクローゼット」として集中型のクローゼットになっています。(もみの木ハウスではの話です)
もう一つは「中央収納回遊方式」という考え方です。これももみの木ハウスの独特な考え方です。
家の中央にウォークインクローゼットを設計する手法です。これが意外と使い勝手が良い。
ただ、今までの家の概念をくつがえすほどの異常な考え方なので、なかなか採用する人は居ないと思われます。だって「見た事ない」からですね。
生活してみるとかなり使い勝手は良いはずです。反対側にも入り口があるので通り抜けが出来る。つまり回遊動線になっている訳ですからね!!
クローゼットをローカにも使うって考え方です。
ただし、こんなプランを「親」に見せたら「こんな非常識な家はダメだ」となりますよ。たぶん。
自分は結構な割合で親の方ににらまれていますからね。ただ、家が出来たらそうではなくなります。ちゃんと使い勝手が良い家だからです。
収納も「もみの木」を使う事が前提での設計です。なので普通の家ではやってはいけない設計になっていたりします。
「この写真みたいな感じでお願いします」
なんて言う時は内装材をもみの木にする事をお勧めいたします。