外壁の違い
外壁って言っても色々です。
よく使うサイディングボードって外壁も、厚さが色々です。良く出回っているのは14ミリと言う厚さの商品です。これは釘で固定するもので、地震時は釘部分で割れる可能性が高い。
また、表面塗装もアクリル樹脂系が多く、5~7年で塗り替え時期になります。工法も通気工法と直貼り工法が有ります。
ローコスト系では価格を優先するためこの商品を直貼りするケースが多いようです。建てる時の価格は魅力的でしょうが、空気が流れない構造体では、中の木材などの耐久性がどうなのかなって考えます。
高級品??な外壁は16ミリ品です。これは施工が金物を使い、引っ掛けるタイプになります。これにより、地震時はフリーな感じになり、揺れにも追従します。
塗装も色々ありますが、耐久性能を高めたものは15~20年に表面の保護塗膜のみの塗り替えになり、柄や色は建てた時のままを維持できます。
14ミリ品と比べたら初期の価格はアップしますが、途中の塗装工事で大逆転と言う事になる変な商品でもあります。
個人的には30年間の総コストでの判断を勧めています。
「いや、それよりも価格優先で建てたいから、安くお願いします」
なんて言う考え方の方も中にはいらっしゃいます。そう言う方は、ローコスト専門の会社をお勧めします。初期コストの削り方は、専門が得意だからですね。
自分たちには考えられないようなことまでやってのける事でしょう。
外壁だけでもここまで差が出てきますので、建物全体を考えると相当なコストをカットできると考えられます。が、そこまでやって建てる家に何の意味が有るのかな??って感じます。
基本性能を高くしていくと、当然色々な事もレベルを上げる必要が出てきます。
外壁も雨風をしのぐだけの目的だけでは後が大変になるだけです。業者によってはこのような中身もよく考えず、
「これが安くて良いですよ!!」
みたいに勧めるところもあるかもしれません。その時にどう判断できるかは「外壁の知識」を持っているかどうかになってきます。このブログの読者なら、
「何ミリで塗り替えは何年後でしょうか??工法は何ですか??」
みたいに質問できます。質問の先の人間の顔が曇ったら逃げましょう。その人はあなた以下の知識しかありませんからね(汗)
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